30代に入ったころから、髪の毛にコシがなくなってきたなと思ったいたんですけど、
20代には、仕事のストレスとか、深夜まで友人と飲み歩いたりとか、けっこう好き勝手な生活をしていたので、そのせいかなと思って、放置していました。
まもなく40代を迎えようとするある朝、あたまのてっぺんが薄くなっていることに気が付きました。
ドライヤーで後頭部が膨らむようにセットして、スタイリング剤で固めても、横から見ると、つむじがスカスカしているんです。
洗面所は、白熱灯のスポットライトが当たる仕様になっているんですが、それを点けて、鏡を見ると、無残な感じでした。
そのころ、私は、仕事をしていましたが、徹夜もあるようなハードな職種でした。
会社に行くと、みんなに見られているような気がして、なんとなくおどおど。そのうちに、外で知らない人にも、ハゲが分かってしまうんじゃないかと、思いこむようになって、特に、下りのエスカレーターは、身の縮む思いでした。
そんな私を救ってくれたのが、当時担当してくれていた美容師さんや、姉の友人の毛髪診断士、サエコさんでした。
私の場合は、女性の薄毛の典型的な例で、仕事や人間関係のストレスと、超不規則な生活が原因ではないかということで、さっそく育毛剤を紹介してくれたり、生活面で気を付けることのアドバイスをしてくれたんです。
サエコさんが、いろいろな方策を練っては、提案してくれたことを、全部試しました。
がんばったつもりでいましたが、生活習慣を変えるのは難しいですね。睡眠時間や、お酒や・・・
そのせいか、なかなか良くならなくて、ちょっと自暴自棄になりましたよ。
新しい洋服も買う気にならないし、ヘアスタイルもハゲを隠すことしか頭になくて、毎日が、全然楽しくありませんでした。
人からは、「気にしすぎ」とよく言われましたけれど、
これって、本人にとっては、もう、毎日、気が晴れることがないほど、辛いことなんですよね。
年齢を重ねたらもっとひどくなるんじゃないかとかね。
でも、それから、2年ほどかかって、やっと、気持ち的に、人前に出られる程度に回復してきたんです。
なにがよかったのか、特定できないんですが、育毛剤、シャンプーの仕方、マッサージ、栄養に気を付ける、
多分、相乗効果だったのかも、と思います。
それに、同じように薄毛で悩んでいた友人や同僚と、いろいろ打ち明けられたことと、情報交換ができたことも、大きいです。
気分がすごく楽になったので、それもいい方向に作用したかもしれません。
一人で悩むのって、よくないですね。
なので、同じ思いの女性たちへ、参考になったらいいなと、このサイトを立ち上げました。
その当時の体験や、現在の新しい情報もプラスして、記事を書いています。
今も、毛髪診断士のサエコさんの力を借りています。
少しでも、参考にしていただけたら、嬉しいです。